さて今回は日本人のプレゼンテーションに見られる問題点について考えて見ます。
日本人が留学先や海外のビジネスの場においてプレゼンテーションをする機会が増えているのは前回にも述べました。
アメリカ人やカナダ人では初等教育からプレゼンテーションの訓練を受けているので、彼等はスムースでそれなりに説得力のあるものになるプレゼンができるのです。
いいプレゼンテーションには簡単な約束事があります。
北米の人たちはこれらの技術を初等教育から繰り返し訓練しているのです。
さて日本人の場合ですが、まず私自信の経験を振り返っても日本の小学校から大学までプレゼンテーション自体を訓練する授業というのはありませんでした。(私事で恐縮ですが大学時代、アルバイトをしていた英会話学校で私は運良くプレゼンテーションのクラスを「さくら」として無料で受講して、北米式のプレゼンテーションというのはどういうものかを学ぶ機会がありました。)
しかし多くの場合、留学やビジネスで海外に出向いた際に日本人は体系的なプレゼンテーションのトレーニングなしに「ぶっつけ本番」でプレゼンを行なわなければなりません。
日本人の方でもごくたまに説得力のあるプレゼンを行なう人もいますが、多くの場合日本人の行なうプレゼンテーションは現地の人には不評です。
私がみた限り、日本人が行なうプレゼンの問題は以下のとおりです。
♦ 自信をもって話さないので、スピーチに説得力に欠ける。
♦ 用意してきたものを読むだけ。
♦ 出席者に語りかけるようなのアイコンタクトが出来ていない。
♦ 聞く立場にたった資料の準備が出来ていない。
♦ 結論を先にいわずに後に言う。
♦ 論旨が明確でないことが多い。
♦ 制限時間内に話す内容がうまくまとめられていない。
♦ 総論だけで、個別の論点につっこまない。
♦ 予想される反論への対策ができていない。
♦ ユーモアを織り込むなど、場を和ませる工夫がない。
などがあります。
次回からはこれらのプレゼンの問題点をひとつづつ検証して、どうすれば説得力のあるプレゼンを行なえるかを考えてみたいと思います。